【意外と知らない】ストリーマーとライバーの違いとは?

ストリーマーとライバーの違い

皆さんはライバーやストリーマーという言葉をご存知ですか。

最近はかなりライブ配信がメジャーな存在となり、こうした言葉を目にする機会も多くなったことでしょう。しかし、世の中にはライバーやストリーマー、配信者など、似た言葉がたくさんあり混乱している方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ライバーとストリーマーの違いや、その他の類似語との違い、ライブ配信アプリごとの呼び名などを紹介します。

ストリーマーについて

ストリーマーとはどういう意味なのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

ストリーマーとは

ストリーマーとは、Youtubeなどの動画配信サービスや、IRIAMなどのライブ配信サービスで活動している人々の総称です。

ストリーマーは元々英語の「streamer」、日本語訳すると「配信者」という意味の言葉がそのままカタカナで定着した言葉で、海外の配信者はストリーマーと呼ぶことが多いです。そのため、日本でも定着していったと考えられます。

ストリーマーの配信ジャンル

狭義の意味でゲーム配信のみを行う人を指して呼ぶこともあります。しかし、一般的には配信者やライバーと同じようにさまざまなコンテンツを配信する人という理解で問題ありません。

そのため、ストリーマーとして活動している人はゲーム配信、音楽演奏、雑談など、活動範囲は多岐にわたっています。

ライバーについて

ここではライバーについて詳しく解説します。

ライバーとは

ライバーとは、IRIAMや17LIVEなどのライブ配信サービスを通して配信を行う人々の総称です。「ライバー」という英語がカタカナになったと感じる方も多いと思いますが、実はそうではありません。

「ライバー」という言葉は英語にはなく、和製英語の一つです。英語にも似た言葉で「liver」という単語がありますが、「肝臓、レバー」を指す言葉で全く別の意味です。

「ライバー」をよく聞く理由

日本ではストリーマーよりもライバーと言うことの方が多いでしょう。明確な理由は判明していませんが、17LIVEなどライブ配信人気の火付け役となったアプリが配信を多くの人に知ってもらうために呼び始めたという説や、アニメ「ラブライブ」ファンを「ライバー」と称したことから来ているという説などがあります。

結局何が正しいのか

「ストリーマー」が言葉の意味としては正しいが、「ライバー」も誤りではない

ここまでストリーマーやライバーの意味、両者の違いなどについて紹介しましたが、結局どちらが正しいのでしょうか。

結論としては、言葉の意味としては「ストリーマー」が正しいと言えます。単語として実際に存在し、世界共通語として配信者と言えばストリーマーといえば通じるから、というのが主な理由です。

しかし、「ライバー」という呼称も決して間違いではありません。日本の方で普段からライブ配信を見ている方はむしろ、ライバーという呼び方の方がしっくりくるのではないでしょうか。

実際、後ほど紹介する有名配信アプリでは、ライブ配信をする人の呼称で「ライバー」が入っている場合が多いです。

以上より、語句の意味としてはストリーマーが正しいものの、ライバーも誤りではなく、アプリごとの呼称やより親しみやすい表現として使ってよい言葉と言えるでしょう。

ただ、英語での会話において「liver」と言ってしまうと、全く別の意味になってしまうので注意しましょう。

他の呼称との違い

ライブ配信や動画配信を行う人の呼称は多岐に渡るため、違いをよく知っている方は少ないのではないでしょうか。違いを知っておくことで、自分がどの媒体で配信したいのか、何を目指すのかが明確になります。

ここでは、ライバーとよく混同される言葉について違いを比べながら紹介します。

ストリーマーとライバーの違い

ストリーマーはライバーよりも広い範囲の活動者を指す言葉です。ライバーがIRIAMや17LIVEなど配信専用アプリを使ってライブ配信する人々を指すことが多いのに対し、ストリーマーはYoutubeやTikTokなど、ライブ配信以外を行うアプリでも配信する人を指します。ただ、両者に厳密な違いはなく、どちらで呼んでも間違いではありません。

ライバーとVライバーとの違い

Vライバーとは、自分でアバターを作り顔出しせずに配信するライバーのことです。ライバーは顔出しする人のことも含めて呼称するのに対し、Vライバーはアバターを使って配信する人を指します。そのため、Vライバーは身バレの心配なく、手軽に配信するのに向いていると言えるでしょう。

番外編:配信アプリ別・ライバーの呼び方

ライバーやストリーマーはライブ配信を行う人全般を指す言葉ですが、配信アプリごとに独特の呼び名がついている場合があります。以下で有名アプリ5つにおける呼び名を紹介します。

TikTok

TikTokは2021年9月時点で世界における利用者が10億人と、驚異的な数字を誇る動画投稿プラットフォームです。

以前は10秒から1分くらいの短い動画を投稿するのが主流でしたが、最近ではライブ配信を行う人が増えています。

そんなTIkTokで活動するライバーは「TikTokライバー」「ライバー」「クリエイター」と呼ばれることが多いです。

IRIAM

IRIAMは配信に使うアバターを、自分で描いたイラストから作成できるVライバーの配信アプリです。

配信者一人一人が個性的なイラストを使っているので、リスナーが飽きずに楽しめるのが魅力です。

そんなIRIAMで活動するライバーは「ライバー」「Vライバー」とシンプルに呼ばれることが多いです。

REALITY

REALITYはVライバー専用の配信アプリです。アバターを使って顔出しなしで配信でき、服装や髪型などをかなり細かく設定して個性を出すことができます。

REALITYで活動するライバーは「リアリティーライバー」「Vライバー」と呼ばれることが多いです。

Youtube

Youtubeは世界最大の動画配信サイトです。YouTubeで配信するライバーは、人気ライバーだとチャンネル登録者数100万人を超えるほどの人気を誇り、世界中から注目されています。Youtubeで活動する「Youtuber」の中でも、アバターを使って顔出しせず配信する人を「Vtuber」と呼びます。

17LIVE

17LIVEはVライバーとリアルライバー、どちらの方でも配信できるアプリです。

17LIVEは顔出ししながら配信するリアルライバーの数が多いのが特徴で、全体の2~3割を占めています。また、世界中にユーザーがいるので、人気になればなるほど大規模に活動できるのも魅力です。

そんな特徴を持つ17LIVEのライバーは一般的に「イチナナライバー」と呼ばれています。

まとめ

ここまでストリーマーとライバーの違いや、ライバーになる方法、魅力などについて紹介しました。

ストリーマーの方が世界共通で通じやすい言葉ですが、ライバーも間違いではありません。

むしろ日本では、さまざまな有名アプリの呼称で「ライバー」という言葉が入っているため、メジャーな傾向にあります。

結論、配信プラットフォームごとに適切な呼び方をしていくことが大切と言えるでしょう。

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