悪質だと言われないためには?ライバー事務所を立ち上げる際に注意すべき点

ライバー事務所の口コミを見ていて、「悪質」「詐欺」などのネガティブワードが気になった経験はありませんか?

今回は、ライバー事務所の設立を考えている方に向けて、事務所を立ち上げる際に注意したいポイントと、悪事事務所の定義について解説したいと思います。

悪質な事務所だと評価されないように、注意点を押さえてしっかりと設立準備を始めましょう。

悪質事務所と言われる理由は?

悪質だと評価されているライバー事務所は、なぜそう言われているのでしょうか。

今回は、口コミを見るなかで特に賛同の多い「悪質理由」をお伝えするので、事務所設立時の参考にしてくださいね。

⒈ 配信ノルマがある

事務所を軌道に乗せるには、所属ライバーにしっかりと活躍してもらう必要がありますよね。もちろん、それによってライバーが活躍すれば、そのライバーにとっても嬉しいことです。

しかし売れて欲しい一心で、厳しいノルマを設けるのはあまりおすすめできません。月の配信回数や配信時間を指定したり、売上の最低目標を設定する行為は、ライバーのモチベーション低下につながりかねません。

もちろん、人気ライバーを目指すには、ある程度の配信回数が必要なため、ノルマを設ける必要性も理解できますが、マイペースに配信をすることで自分らしい配信ができるライバーもいるため、ノルマの設定以外でも売上をマネジメントできるとベストでしょう。

2.事務所登録料を要求される

通常、ライバーに対して、登録料やレッスン料などを要求するライバー事務所はそう多くありません。事務所の方針で請求する企業もあるでしょうが、あまり一般的ではないため、契約トラブルに発展するケースが頻発しています。

もし、事務所登録に関する費用をライバーに請求したいと考えている場合、登録前にライバーに話を通しておくことをおすすめします。説明を怠るとトラブルの元になるので、悪質事務所のレッテルを貼られないためにも注意を払ってくださいね。

3.ライバー以外の仕事を斡旋される

なかなか芽の出ないライバーがいる場合、お仕事をとるためにも、本人の希望する職業以外の仕事を紹介するケースも出てくるでしょう。しかし、ライバーの希望を無視して強制的に仕事を斡旋したり、ライバーに話を通さずに、勝手に仕事の話をキャンセルすると、ライバーからの信用を失ってしまいます。

事務所とライバーにとって、信頼関係は重要です。会社のことしか考えていない事務所は、「悪質」認定をされてしまうので、ライバーに配慮したマネジメントを心かげる必要があるでしょう。

4.違約金を請求してくる

ライバーが契約を解除を申し出た際、違約金を請求するライバー事務所も存在します。しかし、違約金関連のトラブルは非常に多く、「契約書についての何の説明もなく、流れるようにサインを要求された。その結果多額の違約金を請求された!」という事例も多いようです。

こういったトラブルが起きる原因の多くは、契約前の説明不足です。裁判沙汰になると炎上のリスクも出てくるため、契約前にしっかりと説明をするよう徹底しましょう。

5.会社情報が調べても出てこない

ライバーにとって、事務所選びは重要なポイントです。そのため、所属前に会社情報について調べるライバーは多く、その際、会社情報が出てこないと、「悪質な事務所なのでは?」と勘ぐられてしまうこともあります。ライバーに安心してもらうためにも、会社情報は公開しておきましょう。

6.配信サポートが一切ない

口コミにて悪質事務所だと評価されるケースの多くは、配信に関するサポート不足が大半を占めています。「契約をしたあとのアフタフォローが一切なく、事務所と契約している意味がない」「初めのうちは事務所がサポートしてくれていたが、3ヶ月をすぎると連絡すらしてこなくなった」など、サポートに関する不満の声は多いため、運用体制は構築しておくことをおすすめします。

事務所を立ち上げる際に注意すべきポイント

これまでは、「悪質な事務所の定義」についてご紹介してきました。そこで今度は、悪質だと言われないために注意すべきポイントについて解説したいと思います。トラブルなく事務所を運営したいとお考えの方はぜひ参考にしてくださいね。

ポイント①契約関係の手続きには注意を払う

まずは、契約関係の手続きに関する注意点です。以下にポイントをご紹介しているので、目を通してみてください。

  • 契約時は、目の前で書類を見せながら記載事項の説明を行う
  • 事務所登録料や違約金など、ライバーに支払が発生する場合の特記事項は、特に取り扱いに注意する
  • トラブルが起きた際は、ライバーの話をきちんと聞いた上で丁寧に対処する

一方的に対処をしてしまうと、その後炎上するリスクが増えるため、ライバーの話に耳を傾ける意識を持つようにしてくださいね。

ポイント②仕事の進め方や運用体制に気をつける

悪質認定をされないためには、下記のように、仕事の進め方や運用体制の構築にも注意が必要です。

  • 勝手に仕事をキャンセルしない
  • ライバーの希望しない仕事を強要しない
  • 厳しすぎるノルマを設けない

ライバーに対して、必要以上に配慮する必要はありませんが、気持ちを無視してしまっては信頼関係が築けません。ライバーの希望とは異なる仕事を紹介したい場合は、一方的に押しつけないよう対応に配慮し、理由と必要性を説明したうえで紹介できるとよいですね。

マネージメント方法は担当者によって変わる可能性が大きいので、運用体制については、事前にマニュアルを定めておくと差異が生まれにくいかもしれません。

ポイント③会社の見え方を工夫する

「悪質認定」されないためには、外から見た「会社の見え方」にも配慮をする必要があります。

  • ホームページを整備する
  • SNSを運用する

ホームページを用意しないのは言語道断です。簡単で構わないので、まずは自社サイトを用意してください。

次に、SNSを運用するのも一つの手です。「ググる」よりも「タグる」が主流になりつつある今、SNS上に、ホームページの代わりとなるアカウントがあるのはとても重要です。主要のSNSアカウントは作成し、運用していきましょう。

ポイント④配信サポートを徹底する

ライバーにとって、事務所に所属する1番のメリットは、配信サポートを受けられる点です。そのため、「配信に関するサポートがない」もしくは「手薄」であれば、不満につながりかねません。

配信サポートとは、主に下記が当てはまります。

  • 講習会の開催
  • ファンの獲得方法や視聴数を伸ばすノウハウ
  • PR案件の獲得
  • 価格の交渉
  • 個別面談や相談会の実施
  • 配信ネタの提供

以上を意識することで、配信サポートを強化させましょう。

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悪質な事務所だと言われないためには、立ち上げ時の準備が大切!

今回は、「悪質な事務所」の定義と、悪質認定されないために注意すべきポイントについてご紹介しました。

  • 契約関係の手続きには注意を払う
  • 仕事の進め方や運用体制に気をつける
  • 会社の見え方を工夫する
  • 配信サポートを徹底する

上記の4つを押さえて、事務所設立を成功させてくださいね!

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