スマホ画面をそのまま配信できる! ツイキャスでスクリーン配信を始める方法

YouTubeなどでゲーム実況を見ていて、「自分も配信してみたい」と思ったことのある方は少なくないでしょう。そんな方におすすめしたいのが、ツイキャスでスマホ画面をそのまま配信できる「スクリーン配信」機能です。

本記事ではツイキャスでスクリーン配信を開始する手順をOS別に紹介するほか、配信上の不備や個人情報の漏洩を防ぐための注意点にも触れていきます。

スクリーン配信はスマホ画面をPCなしで配信できる機能

スクリーン配信とはライブ配信サービス『ツイキャス』が提供する機能であり、これを用いればスマホやタブレットなどの画面をPCにつながず直接配信できるようになります。

スマホゲームの実況プレイやタブレットでのお絵かきなど様々なアクティビティを手軽に発信できるため、ツイキャスを利用するうえでは必ずおさえておきたい機能の一つといえるでしょう。

ツイキャスでスクリーン配信する際の注意点

スクリーン配信中は画面上に個人情報が映らないよう配慮する必要があるほか、マイクから音声を拾っている関係上イヤホンが使用不可、という点にも気をつけなければなりません。

通知設定の切り忘れに注意

スクリーン配信では画面内の情報が全て配信されるため、通知が映りこんでしまうと個人情報の漏洩につながるおそれがあります。これを防ぐには以下のいずれかの手順によって、通知が画面に映らないよう事前に設定しておくのが有効です。

  • ツイキャスの設定アイコンより『スクリーン配信の設定』を選択し、『通知ぼかし機能』をオンにする
  • スマホの本体設定より『通知』を選択し、LINEなど個人情報につながるアプリの通知をオフにする

イヤホンは外しておくこと

スクリーン配信中は実況者の声だけでなくアプリのサウンド自体もスマホのマイクを通じて集音されるため、イヤホンを装着したままの状態では音声を視聴者に届けることができません。

また正常に音声を配信するためにはマナーモードを忘れずに解除すること、十分な音量を出しつつなるべく環境音の少ない場所で配信することなどが求められます。

古い端末には対応していない

iOSおよびAndroidにおいて、ツイキャスのスクリーン配信を利用できるのは以下のバージョンの端末のみとなります。

  • iOS11.0以降
  • Android5.0以降

これは上記のバージョン以前の端末には画面収録機能が搭載されていないからであり、古い世代のスマホを使用中の場合、スクリーン配信については諦めざるを得ないのが現状です。

スクリーン配信の方法(iOS端末の場合)

スクリーン配信の開始方法について、まずはiOS端末での操作手順を解説します。

本体設定にて画面収録機能を追加

iOS端末の画面収録機能を利用するには、まず本体設定より以下の手順で画面収録をオンにします。

  1. 設定の『コントロールセンター』を選択し、さらに『コントロールをカスタマイズ』をタップ
  2. 『コントロールを追加』より『画面収録』の項目を探し、同項の左側がマイナス表示になっていればタップしてプラス表示にする
  3. 『含める』の一覧に『画面収録』が追加されていれば設定完了

ツイキャスライブで配信設定を行う

画面収録の設定を終えたら、続いてはツイキャスライブ上で以下の設定を行います。

  • 開始メッセージ
  • ハッシュタグ
  • ライブのカテゴリ

いずれもスクリーン配信そのものに影響はありませんが、一人でも多くの視聴者を得るためにはこれらの設定を活用し、配信情報をツイッター上で人目に留まりやすくすることが大切です。

アプリを起動して配信開始

全ての事前設定を終えたら、配信したいアプリを起動したのち以下の手順でスクリーン配信を開始してください。

  1. 画面を上下にスワイプしてコントロールセンターを開き、画面収録ボタンを長押しする
  2. ツイキャスを選択し、マイクがオフになっていればタップしてオンにする
  3. 『ブロードキャストを開始』をタップし、カウントダウンが終わるまでにスマホの向きを縦横どちらかに固定する
  4. カウントが0になれば配信開始

スクリーン配信の方法(Android端末の場合)

続いてAndroid端末でスクリーン配信を行う手順を解説しますが、こちらはiOS端末に比べて大分簡単な流れになっています。

ツイキャスライブで配信の権限設定を行う

まずはツイキャスライブを起動したのち、以下の手順で配信権限を許可していきます。

  1. iOS端末と同様の手順でカテゴリなどの設定を行ったのち、プレビュー画面左下のカメラアイコンをタップ
  2. 『配信モードの設定』より『スクリーン配信』を選択
  3. 『他のアプリに重ねて表示』の許可を求めるウィンドウが2種類表示されるので、それぞれ許可

なおAndroid5.0~5.1.1までの端末では配信権限に関するウィンドウが出現しないので、該当のバージョンをお使いの方は手順3を飛ばしてください。

『今すぐ開始』をタップし、配信するアプリを開く

権限設定を終えるとキャプチャ開始のお知らせウィンドウが表示されるので、『今すぐ開始』をタップしたのち配信したいアプリを起動しましょう。

最後に画面下部の『配信開始』をタップすれば、特にカウントダウンもなく即座に配信がスタートします。

ツイキャスでゲーム配信に挑戦してみよう!

ツイキャスのスクリーン配信はiOSとAndroidで導入方法が異なるものの、いずれもそれほど難しい手順ではないことがお分かりいただけたと思います。

ツイキャスでゲーム実況を行う際は、便利かつ設定も簡単なスクリーン配信機能をぜひ利用してみてください。

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